125.小机城
続100名城基本情報
住所 | 神奈川県横浜市港北区小机町 |
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電話 | 045-568-2085(横浜市城郷小机地区センター) |
築城年 | 1438年頃(永享の乱の頃) |
営業情報
開館時間 | 24時間開放(市民の森) |
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入場料 | 無料 |
休館日 | なし |
1. 小机城の概要
小机城は神奈川県横浜市港北区小机町にある平山城跡で、続日本100名城125番に選定されています。永享の乱(1438年-1439年)の頃に関東管領上杉氏によって築城されたとされていますが、正確な築城年代は分かっていません。現在は小机城址市民の森として整備され、城郭遺構が良好に保存されています。
2. 小机城の歴史
この城が歴史に登場したのは、1478年(文明10年)の長尾景春の乱における攻守戦です。山内上杉家の家宰であった長尾景春が主家に対する反乱を起こした際、景春の味方をした小机城を太田道灌が攻め落としました。その後は廃城となりましたが、後北条氏の勢力下に入ると北条氏綱の手により修復され、家臣の笠原信為が城主として配置され、小机衆が組織されました。
3. 小机城の構造と特徴
小机城は鶴見川を北側に望む丘陵に築かれた平山城で、大きく分けて本丸(西郭)と二の丸(東郭)が配置されています。それぞれの郭は大きな空堀と土塁で囲まれており、南側には出城を持つ郭も配置されています。神奈川湊と鶴見川、鎌倉街道が交差する交通の要衝に位置する戦略的重要拠点でした。
4. 小机城の見どころ
現在見ることができる主な遺構は、深さ10メートル、幅20メートルにも及ぶ巨大な空堀と土塁、櫓台などです。特に空堀の規模は圧倒的で、横浜の市街地にこれほど良好に保存された戦国期の城郭遺構が残っていることは驚きです。土橋から見る空堀の眺めは壮観で、小机城最大の見どころとなっています。
5. 小机城へのアクセスと見学情報
小机城へのアクセスはJR横浜線小机駅から徒歩約15分です。続日本100名城のスタンプは小机駅から徒歩1分の横浜市城郷小机地区センターに設置されており、開館時間は平日・土曜日が9:00-21:00、日曜日・祝日が9:00-17:00となっています。御城印は横浜市歴史博物館で300円で販売されています。
アクセスマップ
関連リンク
散歩記録

御城印情報

価格:
300円
販売場所:
横浜市歴史博物館
スタンプ情報

設置場所:
横浜市城郷小机地区センター