ざっくり変遷
敦賀には海釣りで訪れることがあるのですが、敦賀から近い国吉城に行くのは初めてでした。駐車場に車を停め、まずは「若狭国吉城資料館」に。国吉城の変遷を説明するビデオで学習。さて、城跡に!と山中を登り始めたのですが、眼前に鉄柵が…。そこには「熊に注意」の文字が。軟弱な私はそこで迷わず引き返すことに。
1556年 常国国吉が築いた城跡を利用して粟屋勝久が改修・築城したと言われている。
1563年~ 朝倉氏が毎年のように侵攻。
1570年 織田信長、越前攻めのために、国吉城に入城。
1573年 織田信長、2回目の越前攻め。勝久参戦。朝倉氏滅亡。
1582年 本能寺の変。若狭武田氏滅亡。
1583年 賤ケ岳の戦い後、豊臣秀吉の統制が強化。木村定光が国吉城城主となる。
1585年 粟屋勝久死去。
1600年 関ヶ原の戦い以後、政治的役割は次第に低下。
1615年 一国一城令により佐柿国吉城、廃城。
山城なんですよね。天守跡に行くためには、舗装されていない坂道を登ることになります。体力と簡単な装備は必要ですよ。
観光としては、これから力をいれていくのでしょうか。「若狭国吉城歴史資料館」が2009年に開館していて、車で来る道中も整備されていました。自然豊かな場所にありますので、山中を歩くだけでも楽しめました。
駐車場~資料館

見学者駐車場から「若狭国吉城歴史資料館」に向けて歩きました。資料館に駐車場があることを知らず、手前の駐車場に車を駐車しました。
資料館の中で、国吉城の変遷を学習して、いざ国吉城へ!

➊ この道を車で上ってきました。

➋ 駐車場から資料館へ出発。

❸ 「天狗党」ゆかりの地であることを初めて知りました。

❹ 屋敷跡地。建物はありません。

❺ ここで右折。

❻ 右折すぐ、先に資料館が見えます。

➐ 歩くと案外距離があります。

❽ この木々を抜けると資料館です。

➒ あと少し。

➓ 資料館に到着です。

⓫ 雰囲気ありますね。

⓬ 説明看板。

⓭ 資料館駐車場にあります。

⓮ 駐車場から資料館を撮影。

⓯ 越前若狭五名城ののぼり。国吉城も五城にしっかり入っています。
鉄門をくぐって天守へ!

資料館を後にして、国吉城跡に向かいます。山道を順路に沿って登っていくと、そこには鉄柵が…。そして鉄柵には「熊出没注意」の文字が。注意と言われても、遭遇してしまったら元も子もないですよねぇ…。熊に勝てる自信は全くありませんし。ということで、今回はここで引き返しました。
後ろから登ってきた人たちは、平気で先へ進んでいきましたが、私にはその勇気がありませんでした。今度来るときはクマよけの鈴を準備して来ようと思いました。

➊ 山道を先へと進んでいきます。

➋ 道の脇には説明看板が散見できます。

❸ こちらは城主居館跡最下段石垣の説明看板。

❹ 石垣。

❺ 視界が広がります。見渡し良い箇所です。

❻ 看板が見えてきました。

➐ 「御触書」がありました。注意事項を良く読んでしっかり守りましょうね。

❽ 先へ進みます。

➒ この細道を軍勢が登るのは大変だったことでしょう。

➓ 説明看板発見。

⓫ この辺りはまだなだらかでした。

⓬ 道は整備されており歩きやすいです。

⓭ この辺りから勾配が大きくなってきて、息切れが。

⓭ ん?先が行き止まり?

⓭ 鎌刃城にもありました。鉄柵です。しかしここには「熊出没注意」の文字が。弱気な私は引き返しました。

⓭ 説明看板。

⓭ 車で来たときは、この看板を真っ直ぐ進むと駐車場に到着します。

⓭ 佐柿の町の説明です。